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■多焦点レンズによる白内障手術が先進医療に認定されました。

当院は、2014年12月に「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」の先進医療施設に認定されました。この認定を受けるには、一定の条件を満たした施設に限られますので、2014年12月1月現在、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の先進医療認定施設は、東京都内では42施設のみです。(厚生労働省ホームページより)認定を受けた施設では、術前術後の診察等に保険が適応できるようになります。また、民間の生命保険の“先進医療特約”の対象になりますので、ご加入の方は、先進医療に係る費用が全額給付されることもあるため、患者様の経済的負担が軽くなりました。

◎先進医療とは・・・?

先進医療とは、厚生労働大臣が保険適用外の先端的な医療技術と保険診療との併用を一定の条件を満たした施設のみに認める医療制度です。白内障手術においては、「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」が先進医療として認可されたことで、今までは全額自己負担だった治療費の負担を軽減することができるようになりました。ただし、先進医療が実施できる施設で治療を受けることが条件となります。

■先進医療実施施設なら経済的負担を軽減できます。

基本的に、「多焦点レンズによる白内障手術」は健康保険の対象ではないため、治療にかかる費用は全額自己負担ですが、「多焦点レンズによる白内障手術」が先進医療に認定されたことで、治療費の一部に公的医療保険(健康保険)が適用され、経済的な負担を軽減することができます。 ただし、同じ治療・手術を受けても、先進医療に認定されていない医療機関で治療を受けた場合は、先進医療とはみなさず、全てが公的医 療保険の対象外となりますので、診察料などを含めすべて自己負担となります。(表1) 一方、厚生労働省より先進医療施設に認定された施設では、「先進医療にかかる費用」は自己負担となりますが、術前術後の診察・検査、薬代、入院等に公的医療保険が適応になりますので、患者様の経済的負担が軽減されることになります。(表2)

先進医療の認可を受けていない施設で治療を受けた場合

(表1)
先進医療にかかる費用 (手術費用) 全額自己負担
診察・検査・処方薬・入院などの費用 全額自己負担
検査代・診察代 (全額自己負担)
手術代 (全額自己負担)
入院代・検査代・診察代 (全額自己負担)

先進医療の認可を受けている施設では治療費の負担を軽減できます!

(表2)
先進医療にかかる費用 (手術費用) 全額自己負担
診察・検査・処方薬・入院などの費用 公的保険適用 (1割・3割負担)
  
検査代・診察代 (公的保険適用)
手術代 (全額自己負担)
入院代・検査代・診察代 (公的保険適用)
「先進医療特約」にご加入の方は、
手術費用の給付が受けられます!

■先進医療特約なら手術費用が全額給付される場合も ・ ・ ・ !

民間の生命保険(医療保険)の中には、先進医療に係る費用を保障の対象にした「先進医療特約プラン」があります。治療・手術を受けられる方が、先進医療特約にご加入されていると、契約の内容に応じて先進医療に係る費用の給付を受けることができます。治療費が全額給付される場合もありますので、経済的な負担を大きく軽減することができます。先進医療の保障につきましては、加入されている保険会社へあらかじめご確認下さい。
注意)先進医療の認定を受けていない医療機関で治療・手術を受けても、先進医療特約は対象外となりますので、ご注意ください。

先進医療の費用を保障する 「先進医療特約」 に加入している場合

先進医療にかかる費用 (手術費用) 保険会社より給付
診察・検査・処方薬・入院などの費用 公的保険適用 (1割・3割負担)
検査代・診察代 (公的保険適用)
手術代 (先進医療特約を活用)
入院代・検査代・診察代 (公的保険適用)
※保険料の支払い条件はご契約の内容によって異なりますので、 詳しくはご加入の保険会社にご確認ください。

◎先進医療特約をご利用される方へ

先進医療に係る費用を保障の対象にした「先進医療特約プラン」を利用する場合は、必要書類(診断書など)を提出する必要があります。保険会社によって、専用のフォーマットがありますので、事前にご用意いただき、受付までご提出ください。また、先進医療特約の申請には当院が発行した「領収証」が必要となります。領収証は再発行できませんので、大切に保管してください。 冨田実アイクリニック銀座では診断書作成料として 9,000 円(税抜) を別途頂いております。