Ziemer Award受賞
【レーザー白内障手術の執刀実績世界No,1】
2016年に開催されたアジア太平洋眼科学会 (APAO) にてレーザー白内障手術の執刀実績世界No,1を受賞
※公的医療保険外治療 新しい技術・医療機器を使った治療のため、公的医療保険が適応されません。
「プレスビーマックスハイブリッド」は、新世代エキシマレーザー「8次元アマリス 1050RS」に新たに搭載された遠近両用レーシックプログラムです。今までのレーシックでは、近視・遠視・乱視の治療しかできませんでしたが、老眼治療に対応したプログラムが開発されたことで、老眼治療にも新たな選択肢が加わりました。8次元アマリス1050RSには、手術中の眼の動きを8次元で追尾するアイトラッカーが搭載され、レーシック手術の正確性が格段に向上しています。また、もう1つの新しい機能として追加された「リバーシブルモード」は、遠近両用レーシックを可逆性の手術に進化させました。
従来の照射プログラムから更にバージョンアップされた遠近両用レーザー照射プログラムは、角膜を見る距離によって区分けします。複数の映像が同時に入り、それぞれの映像を網膜で焦点が合うように矯正することで、近方・中間距離・遠方に焦点が合うようになります。プレスビーマックス・ハイブリッドは、その矯正精度が改善され、より満足度の高い視界を得ることができます。
8次元アマリス1050RSに新たに搭載されたリバーシブルモードは、遠近両用レーシックを可逆性の手術に進化させることを実現した照射プログラムです。従来の遠近両用レーシックには無かった新しい照射プログラム「リバーシブルモード」が搭載されたことで、遠近両用レーシックを高い安全性を持った可逆性の手術へと進化させることを実現。万が一、手術後に問題が生じても元に戻すことができます。
正確なレーシック手術を行うためには、アイトラッキングシステムは非常に重要な役割を果たします。8次元アマリス1050RSは、手術中の目の動きを毎秒1050 回スキャニングしています。一般的に導入されているエキシマレーザーと比較すると、その性能は格段に高く、より安全な手術を提供しています。8次元アマリス 1050RSに搭載された8次元のアイトラッキングシステムは、従来のXY軸方向(2次元)の追尾だけでは補足できなかった立体的な動きまでも追尾できるようになり、目の傾き、回転、旋回、微細な角度、照明条件の違いによる動向中心の移動にまで対応しています。
シリーズ最新作となるフェムトLDV-Z8は、最先端のテクノロジー技術が搭載され、リスクを軽減したフラップ作成を可能としています。単に、均一な厚さのフラップを作成するだけではなく、よりリスクを軽減したフラップを作成するために、レーザー機器の性能も進化しています。シリーズ当初から「目に優しい手術」をコンセプトに開発されてきたLDVシリーズの最新作には、正確性、リスクの軽減、合併症の抑制、術後の早期回復など、レーシックの課題を克服するための様々な機能が搭載されています。遠近両用レーシックにおいても、その高い性能は欠かすことができない重要な要素となっています。
シリーズ最新作となるフェムトLDV-Z8は、レーザー照射における新しいテクノロジー「スモールバブル・テクノロジー」を採用しています。スモールバブル・テクノロジーは、レーザーの照射エネルギーを低く抑える代わりに、精密な照射スポットで超高速 照射を実現した新しい照射プログラムです。レーザー1発1発の照射エネルギーを抑え、超高速で照射することによって、フラップ作成時に生じる角膜への熱ダメージを軽減することができます。レーザーによる角膜ダメージを軽減することは、見え方の質を向上、合併症の軽減、手術後 の早期回復など、レーシック手術の課題を克服することに直結します。
プレスビーマックス・ハイブリッドは、スペインの眼科医であるAlio教授によってデザインされた遠近両用レーシックプログラム です。Alio教授は、多くの多焦点レンズやレーシックプログラムを考案した実績を持っている眼科医です。
フェイキック手術は、角膜を削らない手術として注目を集めています。角膜を削らないことで、手術後の高次収差(不正乱視)の増加が少なく、見え方の質が高いことが特徴です。従来のフェイキック手術では、近視・遠視・乱視の治療しかできませんでしたが、「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」が登場したことで老眼の治療も可能となりました。世界初の老眼に対応した3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズは、EyeOL社製(イギリス)の後房型フェイキックレンズで、ヨーロッパの厚生労働省にあたるCEマークを取得しています。(CEマークは安全基準を満たすことを照明する称号です)すでに、世界20カ国以上で使用されており、冨田実アイクリニック銀座では、この3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズを6年前から導入して、フェイキック手術による老眼治療を提供しています。レンズの素材も「ハイブリッド・ハイドロフィリック・アクリル」が用いられ、眼内での安全性も証明されています。眼内での安定性を追求した独自のレンズデザインを採用し、レンズの光学径を広くしたことで、瞳孔径に左右されにくいクリアな視界が期待できます。また、レンズに設置された複数のホールによって、虹彩切開が不要となり、スムーズな房水の循環経路が確保されたことで眼圧上昇などのリスクを抑制します。
フェイキック手術は、角膜を削らない視力回復手術で、見え方の質が高いことが大きな特徴として知られていますが、これ以外にも非常に多くのメリットがあります。3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズは、虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する後房型レンズで、外から見てもレンズが挿入されていることが分らないため、審美性にも優れています。
3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズは、今までは不可能とされていた老眼の治療にも対応しており、世界初の老眼用フェイキックレンズとして注目されています。3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズには、フェイキック特有のクリアな視界を実現するために様々な新しい性能が採用されています。後房型のフェイキックレンズには「ICLレンズ」がありますが、海外の学会では「プレミアム眼内コンタクトレンズ」が同等以上の結果とレンズ性能を有していると報告されています。新たに採用されたプレミアム眼内コンタクトレンズのレンズ性能は、“クリアな視界”だけではなく、長期的な視機能の維持、合併症の抑制に効果を発揮しています。
眼内レンズで物を見る部分をの光学部といいますが、この光学部のサイズは瞳孔径に左右されるため、照明条件の違いによって見え方に影響します。瞳孔は、明るい所では小さくなり、暗い所では大きくなるため、光学部が小さいと暗い所でレンズよりも瞳孔が大きくなり、レンズの縁(周辺部)が見えてしまいます。このレンズの縁に光が反射するとハロー・グレアの原因にもなり、暗所での視機能が低下します。ICLレンズの光学径も6.1mmに改良されましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズの光学径は6.6mmとさらに大きく設計されています。光学部が大きくなっても眼のサイズに合わせた13ものレンズサイズがあるプレミアム眼内コンタクトレンズは、照明条件に左右されない質の高い見え方を追求しています。
従来のフェイキック後房型レンズは、レンズ形状がフラットに設計されていたため、水晶体との距離が近いことがデメリットのひとつでもありました。プレミアム眼内コンタクトレンズは、独自のレンズデザインによって、水晶体との距離を確保する「カーブ」が採用され、フェイキック手術の課題であった白内障の発生リスクの克服軽に成功。より安全性の高い視力回復手術を可能としています。
プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内で長期的に視機能を維持することができる”ハイブリッド・ハイドロフィリック・アクリル”が使用されています。このハイドロフィリック・アクリルは、白内障の眼内レンズにも使用されており、すでに眼内で使用されている実績がありますが、さらにグレードアップされたレンズ素材によって、長期的に安定した視機能を維持できることが確認されています。
プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内でのレンズの安定性を維持するために6つの支持部をもつ独自のレンズデザインを採用しています。フェイキックの後房型レンズは、虹彩と水晶体の間にある後房というスペースにレンズを挿入しますが、支持部が4つのICLレンズに対して、よりレンズの安定が追求した6つの支持部を持つレンズデザインが、眼内でのレンズの安定性を実現しています。
プレミアム眼内コンタクトレンズには7つのホールが設置されており、それぞれが重要な役割を果たしています。かつてのフェイキック手術では、眼内を流れる房水の循環経路を確保するために、虹彩切開術が必要でしたが、レンズの中心部分にホールを設置することで、虹彩切開術が不要となりました。これによって、患者様の負担が大きく軽減されましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズには6つのホールが追加され、眼内での循環経路の確保はもちろん、白内障や緑内障の発症予防にも配慮されています。大きく区分けすると7つのホールが3つの機能を果たしており、フェイキック手術の安全性をさらに向上させることに成功しました。
プレミアム眼内コンタクトレンズは、眼の大きさに合わせてレンズのサイズが選択できるように全部で13ものレンズサイズが取り揃えられています。欧米人よりも眼のサイズが小さい日本人にもフィットするレンズをオーダーすることができますので、患者様個々に合わせたカスタムレンズでの手術を提供することができます。規制サイズしかない他の後房型レンズと大きく違い、患者様の眼のサイズに合わせてフルオーダーでレンズを作成しますので、レンズの度数だけではなく、眼内での安定性にも優れたレンズをご用意することができます。
プレミアム眼内コンタクトレンズには、乱視のある方にも対応したトーリックレンズもご用意することができます。一般的な後房型レンズにも乱視に対応したトーリックレンズがありますが、プレミアム眼内コンタクトレンズのトーリックレンズは、乱視軸をレンズ内にカスタマイズするため、どんな乱視軸に対してもレンズを水平に挿入することできます。これによって、眼内レンズを常に理想的な状態で挿入することができるため、レンズの安定性が大幅に向上。眼内を流れる房水の循環経路も常に一定化され、レンズの傾きに左右されることがありません。
プレミアム眼内コンタクトレンズには、レンズの表面構造をスムーズにすることで見え方の質を高める「エクセレントクリアサーフェイス」という新しい技術が採用されています。フェイキック後房型レンズの中でも見え方の質が高く、ハローグレアの発生を抑制する工夫が施されています。実際に、ヨーロッパ白内障屈折矯正学会(ESCRS)において、スペインのDr.Teus教授により、プレミアム眼内コンタクトレンズがコラマーレンズ(ICL)よりもレンズの表面がクリアーかつスムーズであり、より見え方の質が高いことが証明されています。ESCRSの眼内コンタクトレンズのシンポジウムでは、当院の冨田院長が世界各国から選出された5人の講演者の1人に選ばれるなど、プレミアム眼内コンタクトレンズの世界的オピニオンリーダーとして活躍しています。
世界で初めて老眼を治療できる3焦点フェイキックレンズは、プレミアム眼内コンタクトレンズしかありません。老眼は40歳を過ぎた頃から自覚してくるといわれていますが、老眼用のフェイキックレンズが登場したことで、幅広い年代の視力回復に対応することができるようになりました。レンズの構造は、白内障手術で使用する3焦点レンズと似ていますが、レンズの中心部にあるホールの形状が円錐状をしているため、光学的欠損を抑制することができます。また、独自のレンズデザインによってハロー・グレアの発生を軽減しています。
老眼を治療できる老眼用プレミアム眼内コンタクトレンズは、白内障手術で使用される多焦点レンズと同様のレンズ構造になっています。複数の距離に焦点を合わせるレンズは、入ってきたレンズに設置された溝によって光を分配する仕組になっていますが、白内障手術と大きく違うところは、水晶体の有無になります。白内障手術では、濁った水晶体を取り除いてしまいますが、フェイキックの場合は水晶体を残したままレンズを挿入します。老眼用プレミアム眼内コンタクトレンズは、周辺部よりも中心部のステップが高く、中心部から外側に設置されたステップの角度を徐々に高くする独自のレンズデザイン採用することによって、光学的欠損を少なくし、ハロー・グレアの発生を抑える効果が期待できます。
当院は、6年前に日本で初めて「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」による老眼治療を導入して、多くの症例の治療実績を有しています。また、冨田院長は日本人の眼科医として、「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」による手術を初めて成功させた実績があり、日本で唯一の上級指導医ライセンスを与えられています。
3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズは、虹彩と水晶体の間にレンズを固定する「後房型レンズ」です。手術は局所点眼麻酔で行いますが、レンズを折り曲げて挿入することができるので、切開創は1.8mmと小さく、早期の回復が期待できます。後房型レンズは、レンズを入れていることが外から判別できないため、審美性に優れていることが特徴です。
冨田院長は、日本の眼科医で唯一プレミアム眼内コンタクトレンズの上級指導医ライセンスを取得しています。すべての手術を担当する冨田院長は、手術の実績も豊富で、プレミアム眼内コンタクトレンズにおける実績が評価され、トップ・フェイキック・サージャンを受賞しています。特に老眼治療に対応した3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズにおいては、6年前から国内での実績を積み重ねており、海外の眼科学会においても、フェイキック手術の有意差やテクニックなどについても講演するなど、レンズの性能についても熟知しています。日本人で初めてプレミアム眼内コンタクトレンズの手術を行った眼科医としても知られており、フェイキック手術の普及にも貢献しています。
アルチプラスは、OPHTEC社(オランダ)から発売された老眼治療対応のICLレンズです。OPHTEC社は、アルチフレックスというICLレンズの開発で知られていますが、白内障手術に使用する多焦点レンズの開発も手掛けており、特許を取得した独自の光学デザインを持つプレシジョンCTFレンズは、ヨーロッパや韓国で使用されています。このアルチフレックスとプレシジョンCTFレンズが融合したレンズが、老眼の治療を可能にしたアルチプラスになります。
アルチプラスは、OPHTEC社(オランダ)から発売されたアルチフレックスというICLレンズと白内障手術に使用する多焦点レンズであるCTFプレシジョンが融合したレンズで、老眼の治療に対応した最新のレンズになります。すでに韓国のKFDAでは認可を受けており、2023年に行われたKSCRSにおいても良好な結果が報告されています。
アルチプラスは、独自のレンズテクノロジーを持つ新しタイプのICLになります。このレンズは、CTF(continuous transitional focus)で設計されており、複数のセグメントを持つ独自の光学部により、遠方から近方へのスムーズな視界移行を実現します。遠方と近方の2つのシャープな焦点に引っ張られて、中間距離においても優れた視界が期待できる点もアルチプラスのメリットです。
また、角膜と虹彩の間にレンズを挿入するタイプになりますので、レンズのサイズも気にする必要がなく、単焦点レンズで白内障を受けられた方でも手術を受けることができます。
アルチプラスは、独自のレンズテクノロジーによって、ハロー・グレアの発生を抑え、夜間視力に優れた特徴を持っています。眼内レンズを使用した手術では、夜間にハロー・グレアが発生する課題がありますが、アルチプラスはハロー・グレアの発生が極めて少なく、夜間視力の低下というICL手術の課題を克服したレンズであると言えます。ハロー・グレアは、手術に関係なく見える人もいますし、発生しても時間の経過とともに解消していくことがほとんどですが、より発生しにくいレンズの登場はICL手術において大きな進歩であると言えます。
アルチプラスの手術は、指導医ライセンスを取得している冨田院長が行います。冨田院長は、4年連続でICL手術実績世界一を記録しており、前房型レンズ、後房型レンズともに指導医のライセンスを取得しています。
当院は、アルチプラスの導入においてOPHTEC社(オランダ)より「Pilot Clinical Sturdy Center」に認定され、日本で初めてアルチプラスを導入したクリニックとして、来日したOPHTEC社President & CEOの Erik Jan Worst 氏(エリック・ヤン・ワースト氏)より冨田院長に認定トロフィーが手渡されました。
老眼は、水晶体の弾力性がなくなることで目のピント調節機能が衰えることで起こります。一般的には20代から始まり、40代を過ぎると自覚するようになると言われており、誰にでも訪れる目の老化現象のひとつです。代表的な水晶体の病気としては加齢によって水晶体が白く濁ってくる白内障があります。白内障は、濁った水晶体を人工のレンズと入れ替える手術で治療することができますが、最近は遠方と近方に焦点が合う多焦点レンズの登場によって、白内障と同時に老眼を治療できるようになりました。
白内障で使用される眼内レンズには、単焦点レンズと多焦点レンズがあります。単焦点レンズは、遠方もしくは近方のどちらか1つの距離にしか焦点が合いません。一般的には遠方に焦点を合わせますが、手元から中間距離にはピントが合わないため手術後は必ず老眼鏡が必要になります。一方、近くも遠くも焦点が合う多焦点レンズは、手術後のメガネの使用頻度が少なく、裸眼での生活が期待できる新しいタイプの白内障レンズです。
白内障で使用される多焦点レンズには、2焦点レンズと3焦点レンズがあります。近方・遠方に加えて中間距離にも焦点が合う3焦点レンズは、より高い老眼の改善効果が期待できます。
白内障で使用される眼内レンズには、大きく分けると単焦点レンズと多焦点レンズがあります。単焦点レンズは、遠方もしくは近方のどちらか1つの距離にしか焦点が合わないため、白内障と同時に老眼を治療することはできません。そのため、手術後は必ず老眼鏡(メガネ)が必要とな ります。老眼に対応した多焦点レンズには、マルチフォーカルレンズ(2焦点レンズ)以外にも、遠方・中間・近方のすべての距離に対応できるトリフォーカルレンズ(3焦点レンズ)があります。冨田実アイクリニック銀座では、見え方の希望や生活スタイルに合わせて、患者様の眼の状態に適したレンズをご提案しています。
Tri-novaベストフォーカスレンズについてはこちら
パンオプティクスのレンズ性能についてはこちら
老眼治療の執刀は、指導医ライセンスを取得している冨田院長が担当します。指導医とは、医師を指導して手術ライセンスを発行する立場にあります。指導医には、手術方法だけではなく、レンズの性能、レーザー機器の性能、トラブルへの対処法など幅広い知識と技術が求められます。冨田院長は、遠近両用レーシック、遠近両用フェイキック、老眼治療カメラ、多焦点レンズによるレーザー白内障手術とすべての手術において指導医のライセンスを取得しています。
カメラインレーによる老眼治療は、世界47ヶ国で行われており、非常に実績のある治療法です。角膜にカメラインレーと呼ばれる、薄く小さなリング状のフィルムを挿入するだけで、そのピンホール効果によって老眼を改善することができます。普段からメガネやコンタクトを必要としない屈折異常がない方から、近視や遠視などの屈折異常のある方まで治療ができます。現在も、“老眼治療カメラ”や“リーディングアイ”といった名称で普及しており、日本国内でも豊富な実績を残しています。
カメラインレーは、直径3.8mm、厚み5マイクロ(紙の約10分の1の厚さ)、中心に直径1.6mmの穴が開いているリング状のプレートです。素材は、フッ化ビニリデン樹脂で出来ており、白内障手術で使用する眼内レンズと同じ素材です。また、眼の栄養循環を妨げないように、表面には8400個もの穴が開いており、角膜への栄養補給機能も兼ね備えています。
ピンホール効果とは、小さな穴から物を見ると目に入ってくる光の束を細くなってピントが合いやすくなる効果で、目の悪い人が目を細めるとよく見えるようになる原理と同じです。普段の生活では、水晶体で光が屈折されますので、網膜の手前で焦点を結ぶ近視や、網膜の奥で焦点を結ぶ遠視になりますが、目に入ってくる光の束を細くすることで、水晶体による屈折の影響をほとんど受けることなく網膜に光が届くため、よく見えるようになるのです。
局部麻酔薬を点眼し、手術の準備を行います。
フェムトセカンドレーザー「フェムトLDV-Z8」を使用して、角膜にカメラインレーを挿入するためのポケットを作成します。
ポケット内にカメラインレーを挿入し、消毒して終了です。
翌日検診、1週間後検診、3ヶ月後検診、6ヶ月後検診、1年後検診 1年以降も定期的な検診が必要です。
手術の経過によっては上記以外にも通院が必要となる場合があります。医師の指示に従って受診してください。
老眼治療カメラの執刀は、指導医ライセンスを取得している冨田院長が担当します。 冨田院長は、老眼治療カメラ専用の手術器具の開発も行っています。 また、手術後の合併症を抑制する新しい手術手技を考案し、現在は冨田院長が考案した手術手技が世界の主流となっています。
リーディング・ドロップは、手術を必要としない老眼治療です。冨田実アイクリニック銀座では、2020年11月より点眼薬による新しい老眼治療「リーディング・ドロップ」を導入しました。老眼治療には、遠近両用レーシックや老眼用フェイキックなど様々な治療法がありますが、点眼薬を使用するだけなので、誰もが取り組みやすく、気軽に治療を開始できるメリットがあります。治療中の通院回数も少なく、1日1回〜2回の点眼を続けるだけなので、視力回復手術が受けられないと診断された方や、手術に抵抗がある方にとっては、老眼治療の新しい選択肢として期待されています。
リーディング・ドロップ治療の費用(自費診療) | ||
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老眼点眼治療適応検査(初 診) | 60,000円(税込価格66,000円)※1ヶ月分の点眼付き(2本) | |
2回目以降の継続 | 点眼1本付き | 再診料 15,000円+点眼2本 20,000円 =合計35,000円(税込38,500円) |
点眼1本付き | 再診料 15,000円+点眼4本 40,000円 =合計55,000円(税込60,500円) |
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点眼1本付き | 再診料 15,000円+点眼6本 60,000円 =合計75000円(税込82,500円) |
冨田実アイクリニック銀座は、一貫した診療を行っていくために主治医制で診療を行います。常に患者様目線での診療を心がけ、安心して受診いただけるクリニックであり続けたいと考えています。院長の冨田実は、診察、執刀、手術後のケアまで責任を持った診療体制をとることが、一人一人の患者様に適した治療が行えると考えます。その方にとって「どんな治療が適しているか」「どんな手術が効果的か」「どんなケアが必要なのか」を追求すると主治医制にたどり着きました。冨田実アイクリニック銀座は、信頼していただけるクリニックを目指し、安心できる診療体制で皆様をお迎えしています。
安心して治療を受けていただくためには、「しっかりと相談していただく時間」「詳細な検査を行う時間」「適切な治療を行う時間」が必要です。その役割を分担してしまえば多くの患者様を治療することができるかもしれませんが、主治医制を採用している当院では、一人一人の患者様を大切にする診療体制で皆様をお迎えいたします。患者様が安心できる治療を提供するためには、執刀医である院長が患者様の眼の状態を把握している必要があります。そのため、手術は1日限定10件までしか行いません。
冨田実アイクリニック銀座では、温州医科大学および河北省医科大学の眼科客員教授である冨田院長が、すべての老眼治療の執刀を担当します。冨田院長は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に開催される眼科学会から招待講演の依頼を受けています。また、海外で2つの医科大学の眼科客員教授に就任しています。
冨田院長は、世界各国で行われる眼科学会から招待講演の依頼を受け、年間で数十本に及ぶ講演を行っています。2011年のアメリカ白内障屈折矯正学会(ASCRS)では、角膜手術・屈折矯正部門でベストアワードを受賞。翌年のアメリカ白内障屈折矯正学会(ASCRS)では、全部門での総合優勝となるグランド・プライズを受賞しました。また、ヨーロッパ白内障屈折矯正学会(ESCRS)、アジア太平洋眼科学会(APAO)、アメリカ眼科学会(AAO)などにおいて、賞を受賞しています。
冨田院長は、眼科専門医として様々な手術における指導医のライセンスを取得しています。指導医のライセンスを取得している冨田院長は、医師を指導する立場にあり、指導した医師に対して手術のライセンスを発行する重要な責任を担っています。手術方法だけではなく、レンズの性能やレーザー機器の性能、万が一のトラブルへの対処方法など、知識・技術・指導力が求められる指導医である冨田院長が、すべての老眼治療の執刀を担当します。
レーザー白内障手術の登場によって、白内障手術が大きく進歩しました。ただ白内障を治療するというだけではなく、見え方の質を追求できる新しい技術として注目されている手術のひとつです。そのレーザー白内障手術「Z-CATARACT」において、冨田院長の執刀実績が高い評価を受け、ジーマー社より「Ziemer Award」が授与されました。
冨田院長は、FEMTOLDVシリーズを開発するジーマー社の医学的アドバイザーとしてシリーズの開発に初期から携わってきました。より正確な手術を実現するために、レーザーにカメラやOTCスキャンの搭載を実現させるなど、様々な性能を高めることに尽力しています。その功績と実績が評価され、2014年にジーマー社が認める「ワールド・ベストサージャン」を受賞しました。
冨田院長は、アマリスを開発するシュウィンド社の医学的アドバイザーに就任し、エキシマレーザーの開発に携わってきました。より正確な手術を実現する8次元アイトラッカーや角膜強化型レーシックに対応したクロスリンキングシステムの搭載を実現させるなど、レーシックの安全性を高めることに尽力しています。その功績と執刀実績が評価され、2014年にシュウィンド社から「ワールド・ ベストサージャン」として表彰されました。
冨田実アイクリニック銀座では、積極的に新しい眼科治療を導入していますが、老眼治療もそのひとつです。かつては、老眼は治療できないと言われていましたが、医療技術の進歩によって、老眼も治療できる時代になりました。もちろん、治療に使用するレーザー機器も進化を遂げており、その性能も格段に向上しています。冨田実アイクリニック銀座では、老眼治療に対応した技術やレーザー機器を導入して、患者様の眼の状態に適した治療をご提案しています。
ジーマー社(スイス)が開発した「FEMTO LDVZ8」は、レーザー白内障手術、老眼治療カメラ、プレスビーマックス・ハイブリッド、モノビジョンレーシックなど様々な老眼治療に対応しています。LDVシリーズは、レーザーの照射エネルギーを抑えることで、手術によるダメージを軽減することを実現。「眼に優しい手術」として世界中から注目を集め続けています。また、当院が導入したレーザー白内障手術システム「Perfecr Z-CATARACT SYSTEM」においても正確な白内障手術をプラン通りに遂行する重要な役割を担ってい ます。
シュウィンド社(ドイツ)が開発した「8次元アマリス1050RS」は、遠近両用レーシックプログラム「プレスビーマックス・ハイブリッド」を搭載。また、新たに採用されたリバーシブル・モードによってレーシック手術が可逆性の手術へと進化させました。手術中の眼の動きを立体的に追尾することができる8次元アイトラッカーによって正確なレーザー照射を実現し、角膜強度を向上させる角膜強化型レー シックにも対応したクロスリンキングシステムも搭載しています。
当院では、レーザー白内障手術をより効果的に行うことができる、「Perfect Z-CATARACT SYSTEM」を導入しています。手術ガイダンスシステムによる白内障手術のプランニングから、プラン通りの正確な手術を遂行するレーザー白内障手術、白内障手術の課題を克服した次世代型の白内障手術装置を融合させたレーザー白内障手術システムによって、より正確でリスクを軽減した白内障手術を提供しています。
1998年 | 愛知医科大学 医学部卒業 |
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1998年 | 関西医科大学病院 眼科研修医 |
2003年 | 関西医科大学大学院卒業 |
2003年 | 医学博士取得、日本眼科学会専門医取得 |
2003年 | 米国ハーバード大学 眼科フェロー(2年間) |
2005年 | 眼科専門医150名を有する日本最大級の眼科クリニック入職 |
2007年 | 同クリニック 副院長に就任 |
2008年 | 同クリニック エグゼクティブメディカルディレクター (最高診療責任者)に就任 |
2011年 | 温州大学医学部眼科 客員教授就任 |
2014年 | 冨田実アイクリニック銀座 開設(院長) |
2015年 | 温州大学医学部眼科 客員教授再就任 |
2015年 | 医療法人社団実直会設立(理事長) |
2016年 | 河北省医科大学 眼科客員教授再就任 |
2016年に開催されたアジア太平洋眼科学会 (APAO) にてレーザー白内障手術の執刀実績世界No,1を受賞
レーザー白内障手術執刀実績アジア No,1の実績を評価され、5年連続で ZiemerAward を受賞しました。
2017年に3焦点レンズによる白内障手術1000症例を 達成し、 アジアNo,1のクリニックに輝く (PhysIOL 社より)
2020年度の次世代型4焦点レンズ「パンオプティクス」の執刀実績が日本国内で第1位を記録。(ALCON社公式認定)
2012年に開催されたASCRS(アメリカ白内障屈折矯 正学会) にて日本人初の全部門最優秀賞を受賞
2011年に開催されたASCRS(アメリカ白内障屈折矯 正学会)にて角膜手術・屈折矯正部門最優秀賞を受賞
2012年に開催されたヨーロッパ白内障屈折矯正学会 (ESCRS) にてベストポスター賞を受賞
2014年に開催されたアメリカ眼科学会 (AAO) にて日本人初のプレジデンシャルアワード (会長賞) を受賞
2012年に世界的名門である温州大学にて客員教授に就任。2015年には再就任を果たす。
2016年には、世界的な眼科学会での活躍が評価されて河北省医科大学にて客員教授に就任。
世界で最も権威あるアメリカ眼科学会アカデミー(AAO)より、貢献と実績が評価された眼科医に授与されるACHIEVEMENT AWARD(2016)受賞。
アジア圏で最も権威のあるアジア太平洋眼科学会アカデミー(APAO)に貢献した眼科医に授与されるACHIEVEMENT AWARD(2016)受賞。
2005年 | Best Fellow Award 「最優秀論文章受賞」(ハーバード大学スケペンス眼科研究所:アメリカ) |
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2009年 | Ziemer Award 2009 受賞 「屈折矯正手術執刀実績世界 No,1」(Ziemer:スイス) |
2010年 | Best Poster 受賞 「最優秀ポスター賞受賞」 (ASCRS:アメリカ白内障屈折矯正学会) |
2010年 | Ziemer Award 2010 受賞 「屈折矯正手術執刀実績世界 No,1」(Ziemer:スイス) |
2011年 | Best Award受賞 「角膜手術・屈折矯正部門最優秀賞 ベストアワード受賞」(ASCRS:アメリカ白内障屈折矯正学会) |
2011年 | Ziemer Award 2011 受賞 「屈折矯正手術執刀実績世界 No,1」(Ziemer:スイス) |
2012年 | Grand Prize 受賞 「全部門最優秀賞 グランドプライズ受賞」(ASCRS:アメリカ白内障屈折矯正学会) |
2012年 | Best Poster 受賞 「最優秀ポスター賞受賞」 (ESCRS:ヨーロッパ白内障屈折矯正学会) |
2012年 | Ziemer Award 2012 受賞 「屈折矯正手術執刀実績世界 No,1」(Ziemer:スイス) |
2013年 | Best Poster 受賞 「最優秀ポスター賞受賞」 (ASCRS:アメリカ白内障屈折矯正学会) |
2013年 | Ziemer Award 2013 受賞 「屈折矯正手術執刀実績世界 No,1」(Ziemer:スイス) |
2013年 | Crosslinking country Chairman Japan 認定 「クロスリンキング治療/日本のチェアマンに就任」(Avedro:アメリカ) |
2014年 | Presidential Award 受賞 「会長賞プレジデンシャルアワード受賞」(AAO:アメリカ眼科学会) |
2014年 | AAO Achievement Award 受賞 「特別功労賞」(AAO:アメリカ眼科学会) |
2014年 | Program Chairman(ISRS:国際屈折矯正学会) 「ISRS TOKYO SUMMIT 2014」において学会長を務める(WOC:国際眼科学会) |
2014年 | Best Surgeon in the World 受賞 「屈折矯正手術及びレーザー白内障手術における世界最優秀執刀医」(Ziemer:スイス) |
2014年 | Best Surgeon in the World 受賞 「屈折矯正手術における世界最優秀執刀医」(Schwind:ドイツ) |
2015年 | Ziemer Award 2015 受賞 「レーザー白内障手術執刀実績世界 No,1」(APAO:アジア・太平洋眼科学会) |
2016年 | APAO Achievement Award 受賞 「特別功労賞」(APAO:アジア・太平洋眼科学会) |
2016年 | Ziemer Award2016 受賞 「レーザー白内障手術執刀実績アジア No,1」(Ziemer:スイス) |
2016年 | Trifocal Optic Certificate of recognition 認定 「日本初の3焦点眼内レンズ指導医に認定」(PysIOL:ベルギー) |
2017年 | Asia Top Clinic Award 受賞 「3焦点眼内レンズによる白内障手術アジア No,1」(PysIOL:ベルギー) |
2017年 | Ziemer Award2017 受賞 「レーザー白内障手術執刀実績アジア No,1」(Ziemer:スイス) |
2018年 | Ziemer Award2018 受賞 「レーザー白内障手術執刀実績アジア No,1」(Ziemer:スイス) |
2019年 | Global Top Implanter 受賞 「極低侵襲緑内障バイパス手術執刀実績世界 No,1」(GLAUKOS:アメリカ) |
2019年 | Ziemer Award2019 受賞 「レーザー白内障手術執刀実績アジア No,1」(Ziemer:スイス) |
2019年 | Highest number of implants of PIOL in japan 受賞 「ICL(implantable contact lens) 執刀実績日本 No,1」(EyeOL:イギリス) |
2019年 | PIOL Technology as an Executive Proctor 認定 「ICL(implantable contact lens) 上級指導医ライセンス取得」(EyeOL:イギリス) |
2019年 | Glorbal Implantable Phakic Contact Lens Award 受賞 「2019年度 ICL手術執刀実績世界一」 |
2020年 | パンオプティクス眼内レンズ挿入執刀実績日本NO,1(ALCON社公式認定) |
2020年 | 2020 Recognition Award 「2020年レコギネーション・アワード受賞」(AAO:アメリカ眼科学会、ISRS:国際屈折矯正学会) |
2020年 | Glorbal Implantable Phakic Contact Lens Award 2年連続受賞 「2020年度 ICL手術執刀実績世界一」 |
2021年 | SILVER REVIEWER 2021受賞(Journal of Refractive Surgery) |
2021年 | The load of the ring 2021受賞(角膜リング症例数日本一受賞) 「円錐角膜執刀実績 1000症例達成」(Mediphacos社) |
2021年 | Glorbal Implantable Phakic Contact Lens Award 3年連続受賞 「2021年度 ICL手術執刀実績世界一」 |
2022年 | ALCON社製多焦点眼内レンズ「パンオプティクス」および「クラレオンパンオプティクス」の2022年上半期の執刀実績日本一を受賞 |
2022年 | Glorbal Implantable Phakic Contact Lens Award 4年連続受賞 「2022年度 ICL手術執刀実績世界一」 |